エネルギー管理士の管理研修・管理講習の違い解説します!

どうも、ともです。

エネルギー管理士の受講を視野に入れて資格取得方法について調べていると、

 
・エネルギー管理士の管理研修と管理講習の違いってなんだろう?

という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?

先に結論だけ述べると、

 
エネルギー管理研修は、エネルギー管理士の資格を取得するためのもの。エネルギー管理講習は、エネルギー管理士の資格を持っていない人に向けてのものです。

そこで今回は、エネルギー管理研修とエネルギー管理講習の違いを知っておきたいという方に向けて、

1.エネルギー管理士の資格取得方法について知りたい人
2.エネルギー管理士の管理研修と管理講習の違いがよく分からない人

といった観点で情報をまとめていきます。

エネルギー管理士とは

エネルギー管理士とは、エネルギー使用量が多い工場や会社において、エネルギー使用量の最適化や削減を行う能力があることを示す資格です。

エネルギー管理士の詳細に関しては、こちらにまとめていますので、よろしければ参照のほどよろしくお願いいたします。

関連記事

どうも、ともです。 最近、大学時代の後輩が、仕事でエネルギー管理士の資格を取得することになったと連絡がありました。 その中で、彼から   ・エネルギー管理士ってどんな資格かよくわからない。・受験にはどのような[…]

エネルギー管理士の資格取得の方法

エネルギー管理士の資格を取得する方法は、下記の2通りあります。

エネルギー管理士の資格取得方法


・エネルギー管理士試験に合格・・・国家試験の合格と実務経験を満たすことによる
・エネルギー管理研修を修了・・・実務経験を満たす人が、研修を修了することによる
 
つまり、エネルギー管理研修は、エネルギー管理士の資格を取得するために必要な研修ということです。

独学でのおすすめ勉強法を知りたいという方は、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

エネルギー管理士管理講習とは

では、エネルギー管理講習とはどのような意味があるの講習会なのかまとめていきます。

エネルギー管理講習とは


・エネルギー管理士免状を保有していない人がエネルギー管理企画推進者された場合に受ける講習
・エネルギー管理士免状を保有していない人がエネルギー管理員に選任されて場合に受ける講習
 
つまり、エネルギー管理講習とはエネルギー管理士免状を持っていない人が、エネルギー管理業務に携わるときに受講する講習ということになります。

そのため、これからエネルギー管理士の資格の取得を目指す方にとっては、関わりが少ない講習になるかと思います。

以降は、より詳しく知りたい方に向けて情報を補足させていただきます。

 
・エネルギー管理企画推進者とエネルギー管理員ってなに?

この疑問を解消するために、ここで簡単に工場等におけるエネルギー管理体制について簡単に説明します。

エネルギー管理体制における役割と特徴を下記の通りまとめます。

エネグリー管理管理体制と役割

エネルギー使用量が一定規模以上の場合、法律で決まっているためエネルギー管理体制を構築しなければなりません。

そのためエネルギー管理体制の構築ができていない工場は、操業停止などに陥る可能性があります。

一方で、自社にエネルギー管理士の免状保有者が少ない場合、操業ができなくなってしまう工場があることが懸念されます。

そのため、エネルギー管理士の資格を持っていない人でも、エネルギー管理規格推進者やエネルギー管理員に選任できるようにエネルギー管理講習といういわゆる救済的措置が取られています。

 
ちなみに、これらの役割名や選任される工場や選任される条件は、エネルギー管理士試験で頻出の問題ですので、これから試験を受けられる方はこれを機に覚えておくことをおすすめします!

まとめ

今回は、エネルギー管理講習とエネルギー管理研修の違いについてまとめてきました。

1.エネルギー管理研修は、これからエネルギー管理士の資格を取得する人が受講する研修
2.エネルギー管理講習は、エネルギー管理士の資格を持っていない人が、エネルギー管理の仕事に携わるときに受講する講習

これからエネルギー管理士の資格取得する方の参考に少しでも役に立てば幸いです。