【次は何を取得する?】乙4合格後に取得した資格をまとめます!

どうも、ともです。

乙4の合格のために勉強習慣が身についたので、別の資格試験に挑戦してみようかなと思う方も多いかと思います。

私も、身についた勉強習慣を生かしたいと思い、別の資格試験に挑戦を続けています。

別の資格試験に挑戦しようと考えている人の中には、

 
・乙4の次にどの資格に挑戦していいかよく分からない。
・何かおすすめの資格試験を教えてほしい。

といった方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

・乙4合格後にどのような資格取得に挑戦すればよいか知りたい人
・乙4と相性のよい資格について知りたい人

といった観点で情報をまとめていきます。

乙4合格後におすすめの資格7選

乙4合格後に取得をおすすめしたい資格は下記の7つです。

おすすめの資格7選
・第二種電気工事士
・2級ボイラー技士
・第3種冷凍機械責任者
・消防設備士乙6
・ボイラー整備士
・高圧ガス製造保安責任者
・エネルギー管理士

では、個別に解説していきます。

第二種電気工事士

第二種電気工事士の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・電気工事士以外は電気工事を実施できない(業務独占資格である。)
・乙4と組み合わせることでビルメンテナンス業務で活躍できる。

第二種電気工事士は、一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる資格です。

電気工事士の資格を持っていない人は、電気工事を行っていけないことが法律で決まっています。

そのため、有資格者は、電気工事の総合的な知識をもつ人材としてニーズが高いです。

また、第二種電気工事士は、ビルメン4点セットの一つです。

ビルメン4点セット


・危険物取扱者乙4
・第二種電気工事士
・2級ボイラー技士
・第3種冷凍機械責任者

取得することで、ビルメンテナンス業務で活躍することができます。

 
電気を使わない設備はほとんど存在しないため、様々な場所で働くことができる資格です!

2級ボイラー技士

2級ボイラー技士の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・2級ボイラー技士でないとボイラーを操作することができない。
・乙4と組み合わせることでビルメンテナンス業務で活躍できる。

2級ボイラー技士は、一定規模以上のボイラーを操作する際に、必須の資格です。

そのため、ボイラーがある工場や事業所などでは、必ず有資格者を設置しなければなりません。

一方で、小規模の事業所などでは、ボイラー技士の資格を持っていない人でも運転できる規模のボイラーが主流になりつつあります。

しかし、ボイラー運転の専門知識を持つ、2級ボイラー技士のニーズは比較的高いままです。

また、2級ボイラー技士は、ビルメン4点セットの一つです。

ビルメン4点セット


・危険物取扱者乙4
・第二種電気工事士
・2級ボイラー技士
・第3種冷凍機械責任者

取得することで、ビルメンテナンス業務で活躍することができます。

 
2級ボイラー技士の資格は、乙4の勉強内容と似ているので、勉強が進みやすいです!

第3種冷凍機械責任者

第3種冷凍機械責任者の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・第3種冷凍機械責任者でないと冷凍機械を操作することができない。
・乙4と組み合わせることでビルメンテナンス業務で活躍できる。

冷凍機械は、工場やビルの空調設備等で使用されている大規模なエアコンというイメージです。

第3種冷凍機械責任者は、それらの冷凍機械を操作する際に必要な資格です。

そのため、冷凍機械がある工場やビルなどでは、必ず有資格者を設置しなければなりません。

一方で、小規模の事業所などでは、冷凍機械責任者の資格を持っていない人でも運転できる規模の冷凍機械が主流になりつつあります。

しかし、大規模なビルなどでは、第3種冷凍機械責任者ではないと操作できない冷凍機械がいまだに多いです。

そのため、冷凍機械の専門知識を持つ、第3種冷凍機械責任者のニーズは比較的高いままです。

また、第3種冷凍機械責任者は、ビルメン4点セットの一つです。

ビルメン4点セット


・危険物取扱者乙4
・第二種電気工事士
・2級ボイラー技士
・第3種冷凍機械責任者

取得することで、ビルメンテナンス業務で活躍することができます。

 
ビルメン4点セットのうち、一番取得者数が少ないため、資格を持っていると、求人ニーズが高くなります!

第3種冷凍機械責任者の勉強法についてはこちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

消防設備士乙6

消防設備士乙6の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・消防設備士乙6以外は、消防設備の整備を行うことができない(業務独占資格である。)
・乙4と組み合わせることでビルメンテナンス業務で活躍できる。

消防設備士乙6は、消火器(6類の消防設備)の整備に従事できる資格です。

参考ですが、消防設備の区分について下記にまとめます。

種類消防設備の種類
特類特殊消防用設備等
第1類屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
第2類泡消火設備
第3類不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消化設備、粉末消火設備
第4類自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備
第5類金属製避難はしご、救助袋、緩降機
第6類消火器
第7類漏電火災警報器
表. 消防設備士の種類と消防設備の種類

消防設備士の資格を持っていない人は、消防設備の整備を行っていけないことが法律で決まっています。

多くのビルや事業所において、消火器を設置されていることが多いかと思います。

そのため、消防設備士有資格者は、様々な場所で働くことできる資格です。

 
ビルメン4点セットと合わせて取得することで、より多くの業務に携わることができるようになります!

ボイラー整備士

ボイラー整備士の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・ボイラー整備士以外はボイラーの整備を実施できない(業務独占資格である。)
・乙4と組み合わせることでビルメンテナンス業務で活躍できる。

ボイラー整備士は、ボイラーの整備に従事できる資格です。

ボイラー整備士の資格を持っていない人は、ボイラーの整備を行っていけないことが法律で決まっています。

そのため、有資格者は、ボイラー整備の実務者として高いニーズがあります。

 
2級ボイラー技士と試験範囲が似ているため、まとめて取得することをおすすめします!

高圧ガス製造保安責任者

高圧ガス製造保安責任者の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・高圧ガス製造設備がある事業所には設置が義務付けられている。
・乙4取得者のキャリアアップにつながる。

高圧ガス製造保安責任者は、高圧ガス製造設備の性能維持や整備に必要な資格です。

高圧ガス製造設備は適切な管理や整備を行わないと、爆発等など人命にかかわる事故につながります。

そのため、有資格者は、高圧ガス製造設備の性能維持や整備の従事者としてニーズが高いです。

また、高圧ガス製造保安責任者は、設備の運転に動力油などを用います。

つまり、高圧ガス製造設備の運転には、乙4の有資格者が必要ということです。

乙4の資格取得後、高圧ガス製造保安責任者の資格を取得することで、運転から整備まで携わることができスキルアップにつながります

 
高圧ガス製造保安責任者の資格を取得することで、さらなるスキルアップにつながります!

エネルギー管理士

エネルギー管理士の取得をおすすめする理由は、下記の通りです。

・エネルギー使用量が多い事業所(約10,000箇所)には設置が義務付けられている。
・エネルギー利用の専門家として客観的に認められる。

エネルギー管理士は、エネルギー使用量が多い事業所に設置が義務付けられています。

エネルギーとは、電気や蒸気など、設備を動かすために必ず必要なものです。

そのため、有資格者は、工場の運転に欠かせない人材としてニーズが高いです。

また、エネルギー管理士は、エネルギー管理の知識のスペシャリストです。

そのため、資格を持っていることで、エネルギーに関する専門知識を持つ人材として、客観的に認められれます。

 
乙4の資格を取得後、工場などで働きながら、エネルギー管理士の資格を取得するとキャリアアップが狙えます!

エネルギー管理士の勉強法についてはこちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

まとめ

今回は、乙4の次に取得することがおすすめな資格7選についてまとめてきました。

乙4の次に取得することがおすすめな資格7選


・第二種電気工事士
・2級ボイラー技士
・第3種冷凍機械責任者
・消防設備士乙6
・ボイラー整備士
・高圧ガス製造保安責任者
・エネルギー管理士

皆さんの資格取得の参考になれば幸いです。