【おすすめ勉強法・参考書紹介】30代社会人が第三種冷凍機械責任者(3冷)合格に必要な勉強時間を解説します!

どうも、ともです。

就職や転職、昇進などの際にはスキルや経験が重要ですが、資格取得も注目される要素の一つです。

特に、20~30代の方は今後のキャリアプランから逆算して、資格取得に励もうとしている方も多いのではないでしょうか?

私も資格取得のために、参考書や問題集と日々にらめっこをする日々が続いています。

資格取得をしようと思ったときに、多忙な皆さんが一番気になるのが、

 
・合格のために勉強時間はどれくらい必要なのだろう?
・少ない勉強時間で合格する方法はあるのだろうか?

といった点かと思います。

そこで今回は、私が実際に第三種冷凍機械責任者(3冷)の試験を受けた際の

 
・実際に必要だった勉強時間
・おすすめの参考書
・効率的な勉強方法

についてまとめていきます。

1.第三種冷凍機械責任者(3冷)の合格までに必要な勉強時間が気になる人
2.第三種冷凍機械責任者(3冷)の勉強を効率よく進めたい人

では、まとめていきます。

第三種冷凍機械責任者(3冷)とは

冷凍機械責任者は、高圧ガス製造保安責任者という国家資格の中の免状区分の一つです。

高圧ガス製造保安責任者の免状区分の中で、特に、冷凍機といわれるビルの空調や工場の冷却設備に用いられる、機器や装置のメンテナンス業務を行う役割を持ちます。

上記の画像のような、機械たちを、ビルの屋上などで見かけたことのある方も多い方思います。

具体的な活躍の場所は、この画像のような機械があるようなオフィスビルや商業施設などの大規模なビルや工場などがあげられます。

詳細は、別の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。

関連記事

どうも、ともです。 最近、ビルメンテナンスや化学プラントで働いている人の中で、第三種冷凍機械責任者(3冷)の資格が注目されています。 この資格を取得することで、   ・独立してビルメンテナンス業務を行うことが[…]

試験科目について

第三種冷凍機械責任者(3冷)試験の場合、法令と保安管理技術の2科目を受験する必要があります。

私が、実際に第三種冷凍機械責任者(3冷)の試験勉強した経験を踏まえて、必要な勉強時間についてまとめていきます。

必要な勉強時間

第三種冷凍機械責任者(3冷)の試験に合格するために必要な勉強時間の目安は下記の通りです。

ここでの予備知識とは、これまでに仕事などで冷凍機械を扱ったことがあるかどうかを示します。

予備知識の有無で勉強時間違う大きな理由は、冷凍機械がどのようなものかイメージできていないと、理解が難しい箇所が、法令や保安管理技術両方にあるからです。

試験勉強スケジュールについて

私が実際に第三種冷凍機械責任者(3冷)試験を受験した際の勉強スケジュールに関して紹介いたします。

私は、平日・土日共通で1~2時間程度の勉強を行っていました。

また、試験勉強を開始した時期は、9月末だったので、試験までの期間はおよそ1か月程度でした。

そのため、合計の勉強時間は、

実際に勉強した時間
勉強時間=7~14時間/週間×4週間(1か月)=28~56時間

になります。

 
私は冷凍機械の運転などの経験がなく予備知識がなかった人間なので、上記の表の目安時間とおよそ合致しているかと思います。

おすすめ参考書・問題集

私が実際に使って試験に合格できた参考書・問題集について紹介いたします。

各々をオススメする理由をまとめていきます。

トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト 

この参考書を選んだ理由は、冷凍機械を全く知らない人に向けて、挿絵などの図表が豊富に用意されているため、非常に理解がしやすそうと思ったからです。

実際に勉強を進める中で、冷凍機械の機械の細かい部分など気になった箇所があった際に、詳しく図解されているため、非常に効率よく勉強を進めることができました。

第3種冷凍機械責任者試験模範解答集

この問題集がおすすめの理由は、過去問が9年分まとめられている情報量に加えて、解説が非常に詳しい点です。

少し予備知識がある方であれば、この過去問のみで参考書を使わなくても、試験対策が十分にできるのではないかと感じました。

そのため、予備知識があり、資格取得にあまりお金をかけたくない方は、この問題集のみを購入して、試験対策を行ってもよいかもしれません。

勉強の進め方

第三種冷凍機械責任者(3冷)試験は、法令と保安管理技術の2科目合格する必要があります。

 
法令と保安管理技術は、どちらから勉強を始めたほうがいいの?
私は、法令から始めましたが、実際には保安管理技術からやったほうが効率いいと感じました。

勉強の進め方(全体の流れ)

おすすめ勉強順は下記の通りになります。

おすすめ勉強順
1.保安管理技術のテキスト読み
2.保安管理技術の過去問(9年分)
3.法令のテキスト読み
4.法令の過去問(9年分)
5.法令・保安管理技術の過去問(9年分)
 
この流れで1か月間勉強することで、予備知識がない私でも試験本番では8割以上の問題に自信をもって解答することができました。

上記の流れがおすすめの理由を説明していきます。

法令科目には、冷凍機械の大きさや種類に関する問題が出題されます。

このとき、冷凍機械の設備について知識がある程度ないと、選択肢を絞り切れない問題が何問か出題されます。

そのため、保安管理技術の勉強を先に行い、ある程度冷凍機械の知識を身に着けた後に、法令の勉強を行った方が、効率よく勉強を進めることができます。

では、次から各科目ごとの進め方を紹介していきます。

法令の勉強の進め方

法令のおすすめの勉強の進め方は下記の通りです。

法令のおすすめ勉強法
1.テキストを一通り読みこみ (5~6時間程度)
2.問題集1周目の実施 (過去問9年分5~6時間程度)
3.問題集1周目で間違えた問題のみ、テキストを再度読み込み (およそ1~2時間)
4.問題集2周目の実施 (過去問9年分、およそ5~6時間)
私の場合、このように進めるとおよそ20時間程度の勉強で、過去問を2周目を終えた段階で過去問正答率が9割以上になり、安心して試験に臨めました。

保安管理技術の勉強の進め方

保安管理技術のおすすめの勉強の進め方は下記の通りです。

保安管理技術のおすすめ勉強法
1.テキストを一通り読みこみ (8~10時間程度)
2.問題集1周目の実施 (過去問9年分6~8時間程度)
3.問題集1周目で間違えた問題のみ、テキストを再度読み込み (およそ3~5時間)
4.問題集2周目の実施 (過去問9年分、およそ6~8時間)
私の場合、このように進めるとおよそ30時間程度の勉強で、過去問を2周目を終えた段階で過去問正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

まとめ

今回は、第三種冷凍機械責任者(3冷)の試験に効率よく合格するための、参考書や勉強の進め方を紹介してきました。

1.第三種冷凍機械責任者(3冷)の合格に必要な勉強時間は、予備知識の有無で違う。
  (30時間~60時間程度)

2.参考書は、冷凍機械の挿絵が多いものを選んだほうが勉強の効率がよい。
  おすすめ参考書はこちら、問題集はこちらから。

3.勉強の進め方は、保安管理技術→法令の順番で行うほうが効率がよい。

皆さんの、第三種冷凍機械責任者(3冷)試験の勉強の参考に少しでも役に立てば幸いです。

関連記事

どうも、ともです。 最近、ビルメンテナンスや化学プラントで働いている人の中で、第三種冷凍機械責任者(3冷)の資格が注目されています。 この資格を取得することで、   ・独立してビルメンテナンス業務を行うことが[…]

関連記事

どうも、ともです。 今回は、第三種冷凍機械責任者(3冷)の人気度と取得難易度についてまとめていきたいと思います。 1.自己研鑽のために何か資格取得をしたいと思っている人2.第三種冷凍機械責任者(3冷)の人気度と取得難易度について[…]