【資格取得者数は?難易度は?】エネルギー管理研修についてまとめます!

どうも、ともです。

エネルギー管理士の資格取得方法で一番オーソドックスな方法として国家試験に合格することがあります。

国家試験に合格する以外のエネルギー管理士の資格取得方法として、エネルギー管理研修の受講があります。

エネルギー管理士の資格取得者のうち、近年、7割程度は国家試験に合格する方法で取得しています。

 
私も国家試験に合格する形で、エネルギー管理士の資格を取得しました。

そのため、エネルギー管理講習を受ける方にとっては、

 
・エネルギー管理研修ってどんなことをするんだろう?
・エネルギー管理研修で資格取得するのは難しいの?

といった疑問に対する情報が少ないことも事実です。

そこで今回は、

1.エネルギー管理研修の概要を知りたい人
2.エネルギー管理研修の難易度について知りたい人

についてまとめていきます。

エネルギー管理士とは

エネルギー管理士とは、エネルギー使用量が多い工場や会社において、エネルギー使用量の最適化や削減を行う能力があることを示す資格です。

詳細は、別の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。

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エネルギー管理士の受験者数と合格率について

エネルギー管理士の国家試験と管理研修による受験者数と合格率は下記の通りになっています。

【国家試験による資格取得】
・受験者数 7,766人
・合格率  33.9%

【管理研修による資格取得】
・受験者数 924人
・合格率  61.3%

※ともに2022年度のデータより抜粋

各々の項目関して解説していきます。

エネルギー管理士の国家試験による受験者数・合格者数・合格率について

受験者数、合格者数、合格率の推移に関して下記の表にまとめました。

エネルギー管理士試験受験者数と合格者数の推移

エネルギー管理士の受験者数は、年度によっても違いますが、8,000人から10,000人程度です。

2023年度の試験では、申込者数が9,663人、受験者数が8,137人でした。つまり、申込者の約8割が実際に試験を受けています。

合格率は毎年ばらつきはありますが、およそ30~35%程度で推移しています。

エネルギー管理士の国家試験に関する詳細はこちらの記事にまとめていますので、よろしければ参照ください。

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エネルギー管理士の管理研修による受験者数・合格者数・合格率について

受験者数、合格者数、合格率の推移に関して下記の表にまとめました。

エネルギー管理研修の受験者数と合格者数の推移

エネルギー管理士の管理研修の受講者数は、年度によっても違いますが、1,000人程度です。

ちなみに、2022年度の管理研修において申込者数は978人、受験者数924人のため、申込を行った人のうち9割程度が実際に試験を受けに来ていることになります。

合格率は、毎年ばらつきはありますが、およそ60%程度で推移しています。

このため、合格率だけでいえば、管理研修の方が国家試験より簡単に感じます。

しかし、管理研修を受講するための、実務経験の要件が比較的厳しいため、一概に管理研修の方が資格を取得しやすいわけではありません。

国家試験と管理研修における実務経験の違いに関しては、詳しくはこちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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エネルギー管理研修について

ここからは実際にエネルギー管理研修を受講した人からヒアリングした内容をまとめていきます。

・エネルギー管理研修の内容
・エネルギー管理研修の修了検定について

では、各項目についてまとめていきます。

エネルギー管理研修の内容

エネルギー管理研修の内容については、下記の通り解説していきます。

・エネルギー管理研修の開催地、開催日時、受講料
・エネルギー管理研修のスケジュール
・エネルギー管理研修の講義内容

まず、エネルギー管理研修の開催地と日時は下記の通りです。

【開催地】
 ・宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡の全国6会場

【開催日時】
 ・例年12月上旬に7日間で開催(6日間講義、1日終了検定)

  ※2023年度東京は12月3日 (日) ~ 5日 (火)、10日 (日) ~ 12日 (火) : 計6日間の講義
          12月17日 (日) : 1日間の修了試験
【受講料】

70,000円(非課税)

エネルギー管理研修が開催される場所は限られていますので、開催地から離れている方は、会場近くのホテルに宿泊している方が多いとのことでした。

そのため、ホテル宿泊の場合受講料と合わせると、研修を受講するだけでも10万円以上の出費が予想されるので注意が必要です。

次に、エネルギー管理研修の日程に関してです。

まず、6日間の講義課目と時間割についてです。

エネルギー管理研修(熱分野)の時間割(スケジュール)
エネルギー管理研修(電気分野)の時間割(スケジュール)

一つ目の表が熱分野、二つ目の表が電気分野をそれぞれ表します。

表中の1時限は40分です。

講義の時間の目安は、9時30分~17時30分頃となっています。

詳しいタイムテーブルは、年度と会場によって違うらしいので、受験票にある記載を確認ください。

最後に、エネルギー管理研修の講義の内容は、事前に送付されてくるテキストの内容の解説がメインになります。

ただし、講義中には修了検定で出題されそうな問題という体で、ポイントを教えてくれることもあるそうです。

エネルギー管理士の修了検定の過去問での対策が十分にできている人は、講義の内容をすんなり理解できるそうなので、事前学習をして臨む方がいいらしいです。
(講義期間の6日間に過去問を解き続けて、修了試験に合格した人もいるそうです。)

エネルギー管理研修の修了検定について

エネルギー管理研修の修了検定の科目と時間割は熱分野および電気分野それぞれ下記の通りです。

エネルギー管理士の試験科目(熱分野)
エネルギー管理士の試験科目(電気分野)

エネルギー管理士試験と管理研修の修了試験で異なる点は下記の通りです。

【回答方式】
 ・エネルギー管理士試験・・・マークシート方式
 ・管理研修修了試験・・・記述式

【課目Ⅲ試験時間】
 ・エネルギー管理士試験・・・110分
 ・管理研修修了試験・・・80分 

マークシートより、記述式の方が難しいのではないかと思われる方も多いかもしれませんが、過去問等で対策を行えば、記述式の修了試験の方が、マークシート方式のエネルギー管理士試験より簡単に解答できるそうです。

修了試験の結果はおよそ2か月後に郵送で通知されるとのことです。

まとめ

今回は、エネルギー管理研修の受験者数、合格率、研修内容などについてまとめてきました。

1.国家試験の合格率が30%に対して、管理研修の合格率は60%である。
  (ただし、管理研修の受験要件の実務経験の基準が厳しいため、一概に簡単とは言い切れない。)

2.管理研修の受講費用は70,000円であり、国家試験の受験料17,000円と比べて高い。
  (さらに管理研修の開催地が限定されており、宿泊が伴う場合、10万円以上の費用がかかる)

3.管理研修は6日間の講義と1日の修了検定の連続7日間で年に1回開催される。

皆様も、ぜひ一度、エネルギー管理士の資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?

独学でのおすすめ勉強法を知りたいという方は、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。