【おすすめ勉強法紹介】30代社会人が公害防止管理者試験(水質1種)合格に必要な勉強時間を解説します!【おすすめ参考書紹介】

どうも、ともです。

就職や転職や社内での昇進の際にスキルや経験などももちろん大切ですが、資格の有無も重要な要素になってきますよね。

特に、20~30代の方は今後の人生設計から逆算して、資格取得に励もうとしている方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も資格取得のために、参考書や問題集と日々にらめっこをする日々が続いています。

資格取得をしようと思ったときに、忙しい社会人の方が持つ悩みとして、

 
・どれくらい勉強すれば合格できるだろう?
・どうすれば効率よく勉強できるだろう?

といった点があります。

そこで今回は、私が実際に公害防止管理者(水質1種)の試験を受けた際の勉強時間や実際に使った参考書などを紹介していこうと思います。

1.公害防止管理者(水質1種)の合格までに必要な勉強時間が気になる人
2.公害防止管理者(水質1種)の勉強を効率よく進めたい人

では、次から詳細についてまとめていきます。

公害防止管理者とは

公害防止管理者とは、工場からの排水および排ガス等による公害の発生を防止する公害防止組織の一員の位置づけです。

詳細は別の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。

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試験科目について

公害防止管理者には、13の試験区分があります。

試験区分ごとのの試験科目は、それぞれ下記の表のとおりです。

公害防止管理者の試験科目

本記事では、この中から受験者数が特に多い、水質関係に関して必要な勉強時間をまとめていきます。

また、次に受験者数が多い大気関係に関しては、私が実際に受験した際の記録では、水質関係の1.4倍程度の勉強時間が必要でした。
大気関係必要勉強時間の詳細は、こちらにまとめていますので、よろしければご参照ください。

水質関係合格に必要な勉強時間

公害防止管理者水質関係の試験に合格するために必要な勉強時間の目安は下記の通りです。

試験区分別、また、予備知識があるかないかで分類しています。

ここでの予備知識とは、大学時代に衛生工学の単位を取得しているかどうかを示します。

まず、水質関係の予備知識がある場合の、勉強時間の目安は下記の通りです。

公害防止管理者合格に必要な勉強時間

次に、水質関係の予備知識がない場合の、勉強時間の目安は下記の通りです。

予備知識があるほうが勉強時間はどの科目においても少なくなるかと思います。

一方で、予備知識があっても実際に問題を解いていると、公害防止管理者独自の問題傾向に対応するため、知識を再度勉強しなければならない部分も出てきます。

大気関係の、勉強時間の目安は下記の通りになります。

 
大気関係に合格するためには、水質関係の1.4倍程度の勉強時間が必要です!

大気関係必要勉強時間の詳細は、こちらにまとめていますので、よろしければご参照ください。

試験勉強スケジュールについて

私は、水質関係1種の資格を2年間かけて取得しました。

その時、平日に1時間程度、土日に合計6時間程度の勉強を行っていました。
(集中力が持たないので、これ以上長く勉強することは困難でした。)

また、試験勉強を開始した時期は、8月の下旬だったので、試験までの期間はおよそ1か月程度でした。

そのため、2年間合計の勉強時間は、

勉強時間=11時間/週間×10週間(2.5か月)=110時間

になります。

 
私は上記スケジュールで過去問で8割程度の正答率になりました。
正答率10割を目指す場合は1.5倍程度の勉強時間が必要になるかもしれません。

大気関係の勉強スケジュールの詳細は、こちらにまとめていますので、よろしければご参照ください。

おすすめ参考書・問題集

公害防止管理者水質関係を受験する方におすすめ参考書・問題集について紹介いたします。

参考書

1.公害防止管理者 水質関係 超速マスター

多くの資格取得のための参考書を発売しているTACの参考書です。

公害防止関連の法律は、年々少しずつ改正されています。

この参考書は、法律の改正を比較的早く反映してくれます。

そのため、試験合格のために、最新の情報を正しく理解できるのでおすすめです。

2.ひとりで学べる公害防止管理者試験(水質関係)テキスト&問題集

私が受験した際は、参考書は上記のものを使用しました。

中身としては、試験に出てくるところのみを抜粋して構成されています。

そのため、とにかく試験に合格するための知識を身に着けたいという方におすすめです。

一方で、公害防止の実務についての勉強を行いたい方にとっては、少し物足りない内容かと思います。

また、発売が2016年のため、法律改正が一部反映されていないため、注意が必要です。

3.新・公害防止の技術と法規 水質編

この本は、公害防止管理者試験を実施している産業環境管理協会が発行している参考書です。

つまり、公式の参考書ということです。

私は、この本を試験合格後に、実務を行うために購入をしました。

内容としては、実務を行う上で必要な知識を網羅的に構成されています。

そのため、試験に合格することはもちろん今後の実務にも生かせる知識を身に着けたい方におすすめの本です。

一方で、内容がかなりボリュームがあるので、初学者がいきなりこの参考書から勉強を始めるのは、すこしハードルが高いかなと感じています。

問題集

1.公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 水質関係第1種~第4種

※この参考書は毎年4月中旬に最新版が発売されます。

公害防止管理者水質関係の問題集は多くありますが、お気に入りの出版社等が特にない場合は、こちらの問題集の購入をおすすめします。

この本は、公害防止管理者試験を実施している産業環境管理協会が発行している問題集です。

つまり、公式の問題集ということです。

私は、この問題集を2回目の受験の時に購入しましたが、最初からこちらを購入すればよかったと思いました。

その理由は、問題に対しての解説が他の問題集と比較して、かなり詳しく記載されているためです。

予備知識が少しある方はこの問題集をやりこめば、この問題集のみで合格することも難しくないと思います。

ただし、他の問題集と比べてすこし価格が高いため、あまり費用をかけたくない方にとってはおすすめできません。

2.公害防止管理者試験 水質関係 攻略問題集

この問題集は過去6年分の問題が、単元ごとに分類されている問題集になります。

具体的な使い方としては、隙間時間に繰り返し学習を行う際に非常に有効です。

そのため、電車やちょっとした休憩時間などに、繰り返し勉強したい方にとっておすすめの問題集です。

一方で、勉強時間をまとまってとって一気に行う方にとってはあまりおすすめできません。

勉強の進め方

公害防止管理者試験の水質には、1種、2種、3種、4種があります。

私は、水質関係1種を受験しましたので、水質関係1種の勉強の進め方を説明をしていきます。
・水質関係2種、3種、4種については解説してくれないの?

公害防止管理者試験の水質関係1種は、2種、3種、4種のそれぞれの試験科目が含まれています。

そのため、2種、3種、4種を受験される方は、必要な科目のみ参照していただければと思います。

勉強の進め方(全体の流れ)

科目ごとに勉強する順番は、下記の項目がおすすめです。

科目ごとのおすすめ勉強順


・汚水処理特論→水質有害物質特論→大規模水質特論
  (土日のまとまった時間)

・公害総論→水質概論
 (平日の隙間時間+平日の夜など)

上記の流れがおすすめの理由を説明していきます。

汚水処理特論、水質有害物質特論、大規模水質特論は、問題を解くのに比較的時間がかかります。

そのため、まとまった時間が取れる土日などに勉強をした方が効率よく学習することができます。

また、公害総論と水質概論は、法律の条文など、覚えることが多いので、一回でまとめてやるよりも、コツコツ勉強を進めたほうが、効率よく学習することができます。

水質概論は、一番最後に勉強することで効率的よく学習することができます。

その理由は、水質概論の中に、汚水処理特論、水質有害物質特論、大規模水質特論で勉強した内容が含まれているためです。

では、次から各科目ごとの進め方を紹介していきます。

公害総論の勉強の進め方(1種、2種、3種、4種対象)

まず、予備知識がない方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:テキストを一通り読み、全体像を把握する。
(10時間程度)

ステップ2:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ12時間)

ステップ3:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ8時間)

ステップ4:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ12時間)

ステップ5:間違えた問題だけ再度解き直す。
(6時間程度)

まず、テキストを一通り読み公害に関するの基礎を抑えます。
このとき、内容を完璧に理解する必要なありません。(10時間程度)

問題集1週目は、解けない問題が多いかと思いますが解ききってください。
ここでは、問題の正答率ではなく、どのような知識が不足しているかを明確にすることが大切です。(過去問10年分、およそ12時間)

そしてもう一度、テキストを再度すべて読み込みます。
問題集1周目で正答した分野に関しては、復習する必要はありません。(およそ8時間)

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ12時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(6時間程度)

このように進めると、予備知識のない方は、およそ50時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割程度狙えるかと思います。

次に、予備知識のある方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ12時間)

ステップ2:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ2~3時間)

ステップ3:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ12時間)

ステップ4:間違えた問題だけ再度解き直す。
(3時間程度)

まず、問題集1週目に取り組んでください。
ここでは、問題の正答率ではなく、どのような知識が不足しているかを明確にすることが大切です。(過去問10年分、およそ12時間)

次に、過去問で解けなかった部分のテキストを読み込みます。ここで、公害防止管理者試験特有の知識や考え方を学びます。問題集1周目で正答した分野に関しては、復習する必要はありません。(およそ2~3時間)

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ12時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(3時間程度)

私の場合、このように進めると、およそ30時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

水質概論の勉強の進め方(1種、2種、3種、4種対象)

まず、予備知識がない方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:テキストを一通り読み、全体像を把握する。
(8時間程度)

ステップ2:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ3:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ8時間)

ステップ4:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ5:間違えた問題だけ再度解き直す。
(5時間程度)

まず、テキストを一通り読みます。
このとき、内容を完璧に理解する必要なありません。(8時間程度)

問題集1週目は、解けない問題が多いかと思いますが解ききってください。
ここでは、問題の正答率ではなく、どのような知識が不足しているかを明確にすることが大切です。また、出題頻度が多い分野をまとめながら問題を解き進めます。(過去問10年分、およそ10時間)

そしてもう一度、テキストを再度すべて読み込みます。
問題集1周目で正答した分野に関しては、復習する必要はありません。(およそ8時間)

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ10時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(5時間程度)

このように進めると、予備知識のない方は、およそ40時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割程度狙えるかと思います。

次に、予備知識のある方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ2:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ2~3時間)

ステップ3:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ4:間違えた問題だけ再度解き直す。
(2時間程度)

まず、問題集1週目に取り組んでください。ここでは、問題の正答率ではなく、どのような知識が不足しているかを明確にすることが大切です。(過去問10年分、およそ10時間)

そして過去問で解けなかった部分のテキストを読み込みます。(およそ2~3時間)

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ10時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(2時間程度)

私の場合、このように進めると、およそ25時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

汚水処理特論の勉強の進め方(1種、2種、3種、4種対象)

まず、予備知識がない方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:テキストの例題を一通り解く。
(5時間程度)

ステップ2:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ16時間)

ステップ3:間違えた問題のみ、テキストを読み込む。
(およそ5時間)

ステップ4:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ16時間)

ステップ5:間違えた問題だけ再度解き直す。
(2時間程度)

まず、テキストの例題のみ一通り解いてください。(5時間程度)
汚水処理特論に関しては、いきなりテキストを読んだ場合、勉強の効率が悪いです。

次に、問題集1週目は、解けない問題が多いかと思いますが解ききってください。(過去問10年分、およそ16時間)

ここで、テキストをすべて読み込みます。(およそ5時間)

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ16時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(2時間程度)

このように進めると、予備知識のない方は、およそ45時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割程度狙えるかと思います。

次に予備知識のある方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ16時間)

ステップ2:間違えた問題のみ、テキストを読み込む。
(およそ2時間)

ステップ3:間違えた問題だけ再度解き直す。
(3時間程度)

まず、問題集1週目に取り組んでください。(過去問10年分、およそ16時間)

そして過去問で解けなかった部分のテキストを読み込みます。ここでは、公害防止管理者試験で特有の知識や考え方を身に着けてください。(およそ2時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(3時間程度)

私の場合、このように進めると、およそ20時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

水質有害物質特論の勉強の進め方(1種、2種対象)

まず、予備知識がない方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:テキストを一通り読み、全体像と用語を把握する。
(8時間程度)

ステップ2:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ3:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ8時間)

ステップ4:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ5:間違えた問題だけ再度解き直す。
(4時間程度)

まず、テキストを一通り読み、出てくる用語を覚えてください。(8時間程度)
このSTEPでは、意味などはあまり考えなくてもよいです。

問題集1週目は、解けない問題が多いかと思いますが解ききってください。(過去問10年分、およそ10時間)

そしてもう一度、テキストを再度すべて読み込みます。(およそ8時間)
ここでは、なぜそうなるのかをきちんと理解できるまでテキストを読んでください。

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ10時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(4時間程度)

このように進めると、予備知識のない方は、およそ40時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割程度狙えるかと思います。

次に、予備知識のある方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ2:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ5時間)

ステップ3:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ10時間)

ステップ4:間違えた問題だけ再度解き直す。
(4時間程度)

まず、問題集1週目に取り組んでください。(過去問10年分、およそ10時間)

次に、過去問で解けなかった部分のテキストを読み込みます。(およそ5時間)

そして、問題2周目に取り組んでください。(過去問10年分、およそ10時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(4時間程度)

私の場合、このように進めると、およそ20時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

大規模水質特論の勉強の進め方(1種、3種対象)

まず、予備知識がない方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:テキストを一通り読み、全体像と用語を把握する。
(8時間程度)

ステップ2:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ8時間)

ステップ3:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ5時間)

ステップ4:問題集を2周目解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ8時間)

ステップ5:間違えた問題だけ再度解き直す。
(2時間程度)

まず、テキストを一通り読み、出てくる用語を覚えてください。(8時間程度)
ここでは、意味などはあまり考えなくてもよいです。

問題集1週目は、解けない問題が多いかと思いますが解ききってください。(過去問10年分、およそ8時間)

次に、問題集1周目で間違えた部分のみテキストを再度読み込みます。(およそ5時間)
正解している部分は読み飛ばして大丈夫です。

そして、問題集2周目に取り組みます。(過去問10年分、およそ8時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(2時間程度)

このように進めると、予備知識のない方は、およそ30時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割程度狙えるかと思います。

次に、予備知識のある方は、以下のステップで進めると効率よく勉強を進めることができます。

ステップ1:問題集で過去問を解き、解答を解説と照らし合わせる。
(過去問10年分、およそ8時間)

ステップ2:間違えた問題のみ、テキストに戻って再度読み込む。
(およそ3時間)
ステップ3:間違えた問題だけ再度解き直す。
(4時間程度)

まず、問題集1週目に取り組んでください。(過去問10年分、およそ8時間)
中にはこの時点で、正答率が8割を超えている方もいるかと思います。

そして過去問で解けなかった部分のテキストを読み込みます。(およそ3時間)

最後に間違えた問題だけ再度解き直す。(4時間程度)

私の場合、このように進めると、およそ15時間程度の勉強で、過去問の正答率が8割以上になり、安心して試験に臨めました。

まとめ

今回は、公害防止管理者試験を効率よく合格するための、参考書や勉強の進め方を紹介してきました。

1.公害防止管理者試験の合格に必要な勉強時間は、受験種別や予備知識の有無で違う。(100時間~200時間程度)
2.問題集は、産業環境管理協会が発行しているものを選んだほうが勉強の効率がよい。
3.勉強の進め方は、土日に汚水処理特論→水質有害物質特論→大規模水質特論、平日に公害総論→水質概論を勉強すると、効率よく網羅的に勉強することができる。

皆さんの、公害防止管理者試験の勉強の参考に少しでも役に立てば幸いです。

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