【おすすめ勉強法紹介】乙4に合格するために必要な勉強時間を解説します!【おすすめ参考書紹介】

どうも、ともです。

乙4の資格を取得しようとしている方の中には、

 
・乙4に合格するためにはどれくらい勉強時間が必要なのだろう?
・乙4の試験対策のおすすめ問題集はどれだろう?

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論を言うと、

 
・試験合格のためには、30~50時間の勉強が必要
・1冊だけ購入する場合、ホントによく出る乙4類危険物試験問題集がおすすめ!
 

となります。

そこで今回は、

1.乙4合格のための勉強時間を知りたい人
2.乙4合格のために効率的な勉強法を知りたい人

といった観点で情報をまとめていきます。

乙4を受験するにあたり、まず覚えたほうが良いことに関して、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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【試験によく出る】乙4合格のために最初に覚えること10選

乙4合格に必要な勉強時間

乙4合格に必要な勉強時間の目安は下記の通りです。

予備知識有予備知識無
必要な勉強時間15~25時間30~50時間

ここでの予備知識は、これまでに危険物取扱者試験を受験したことがあるかどうかを示します。

具体的に言うと、危険物取扱者試験の丙種やほかの乙種の試験を受験したことがあるかが基準になります。

予備知識がない社会人が試験勉強を開始する時期は、1~2ケ月前をおすすめします。

これは早めに試験対策を終えてしまうと、試験前に復習の時間を設ける必要があり、効率が悪くなってしまうためです。

 
私は、40時間程度(20日(3週間)×2時間/日)の勉強時間で合格することができました。

試験科目について

危険物取扱者乙種の試験内容は下記の通りです。

試験科目出題数(合格に必要な正解数)
危険物に関する法令15問(9問)
基礎的な物理学及び基礎的な化学10問(6問)
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問(6問)

各類ごとの危険物に関する問題が出題されます。基礎的な化学の知識や危険物の予備知識がない人にとっては、十分な学習時間の確保が必要です。

試験時間は、2時間です。

危険物取扱者乙種試験に合格するには、各試験科目でそれぞれ60%以上の正答率が必要です。正答率が60%を切った科目が1科目でもあれば、不合格となります。

乙4合格者がおすすめする参考書3選

おすすめ参考書は下記の通りです。

以下で詳細をまとめていきます。

1.ホントによく出る乙4類危険物試験問題集

乙4の試験対策を効率的に行いたい方におすすめのテキストです。

本の構成は、テキストと予想問題集の2部構成になっています。

テキストは、頻出項目が分かりやすく整理されており、学んだ内容を例題ですぐに確認できる流れになっています。

問題集では、全8回分の予想問題が掲載されています。

問題の解答はすべて解答の導出過程が示されており、なぜ間違えたのか理解しやすくなっています。

 
合格したいま振り返りると、この1冊のみで試験合格は十分に期待できると言えます!

2.10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格

Amazonのベストセラー第一位の参考書です。

そのため、独学で初めて受験される多くの方にもおすすめの一冊です。

イラストや図で要点が整理されており、試験で出題される箇所を効率よく学ぶことができます。

また、本のタイトルにもある通り、実際に10日間で合格できるようにパートが分かれています。

具体的には、8日間でテキストの読みこみ、1日で頻出問題を解く、最後1日で予想模擬試験を解くといった構成になっています。

ただし、予想模擬試験も2回分のみなので、別の問題集との併用をおすすめします。

3.ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン

このテキストは、他のテキストと比べ、ポイントを文章で詳しく解説されています。

また、文章だけでなく、語呂合わせなどの覚えにくい項目がイラストにより解説されているため、初学者でもポイントを押さえながら、勉強に取り組むことができます。

ただし、予想模擬試験も2回分のみなので、別の問題集との併用をおすすめします。

乙4合格者がおすすめする問題集3選

おすすめ参考書は下記の通りです。

以下で詳細をまとめていきます。

1.過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

過去30年分の出題傾向から、出題される可能性が高い問題をピックアップして対策できる問題集です。

この問題集の特徴は、試験に出てくる問題を解く方法を効率よく身に着けることができる点です。

一方で、今後業務に生かすための知識を身に着けたい人にとっては、問題の解説がすこし不足していると感じるかもしれません。

そのため、乙4の試験に効率よく合格したい人におすすめです。

2.乙種4類危険物取扱者試験

全科目で出題される問題を過去問から漏れなく取り扱っている問題集です。

2022年度版では、合計525問の問題を収録しているため、この問題集をやりこむことで合格に必要な知識を身に着けることができます。

また、問題の解答についても、なぜその答えになるのかを丁寧に解説してくれています。

一方で、この問題集はイラストや図解はほとんどなく、基本的に文章での説明です。

3.ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 予想問題集

頻出項目が簡潔にまとめられている問題集です。

予想模擬試験は計4回分あるので、この問題集一冊で合格を十分狙うことができます。

また、解答用マークシート用紙も付属しているので、より本番に近い形で予想模擬試験に取り組むことができます。

おすすめ勉強法と勉強のコツ

勉強法に関して、下記の通りまとめていきます。

・おすすめの科目ごとの勉強順
・基礎的な物理及び基礎的な化学の勉強法
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
・危険物に関する法令

おすすめの科目ごとの勉強順

科目ごとに勉強する順番は下記がおすすめです。

「基礎的な物理及び基礎的な化学」→「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」→「危険物に関する法令」

多くの問題集では、「危険物に関する法令」が最初になっていますが、上記の順番で勉強したほうが早く理解できます。

理由は、「危険物に関する法令」は暗記することが多く、時間がかかるため、一度勉強を始めると、他の2科目に時間をさけなく恐れがあるからです。

また、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」の内容の一部が、「危険物に関する法令」に関連しているため、先に勉強したほうが理解が早くなります。

基礎的な物理及び基礎的な化学の勉強法

・必要な勉強時間は10時間程度(予備知識無の場合)
・過去問を繰り返し解き、間違えたところを中心に復習していく勉強がおすすめ

まず、過去問を解いてください。

過去問で間違えたところを、中心に復習していきます。

特に優先的に覚えたほうが良いもの(難しいもの)を下記にまとめます。

・引火点と発火点の違いについて
・火災の種類ごとの適切な消火剤について

予備知識がない人でも、過去問を一通りやり終えれば、合格に必要な知識をある程度身に着けることができます。

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

・必要な勉強時間は10時間程度(予備知識無の場合)
・知らないと解けない問題があるため、テキストの理解から勉強を開始
・過去問を解き、間違えたところを中心に復習していく勉強がおすすめ

まず、テキストを一通り読んでください。

このときに確実に覚えなければならない項目は下記の通りです。

・第1類から第6類までの危険物の性質
・消火剤と適応できる火災の種類の組み合わせ

これらは、知らないと考えても答えが出てこないので、過去問に取り組む前に覚えておくことをおすすめします。

その後過去問を解いてください。

過去問で間違えたところを、中心に復習していきます。

第1類から第6類までの危険物の特性が出題されますが、これは過去問を解く中で覚えれば問題ありません。

危険物に関する法令

・必要な勉強時間は10時間程度(予備知識無の場合)
・知らないと解けない問題があるため、テキストの理解から勉強を開始
・過去問を解き、間違えたところを中心に復習していく勉強がおすすめ

まず、テキストを一通り読んでください。

このときに確実に覚えなければならない項目は下記の通りです。

・危険物の指定数量
・保安距離および保安空地が必要な危険施設
・消火設備の第1種~第5種の区別

これらは、知らないと考えても答えが出てこないので、過去問に取り組む前に覚えておくことをおすすめします。

その後過去問を解いてください。

過去問で間違えたところを、中心に復習していきます。

通信講座について

上記で紹介した方法で独学で進めることが難しいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方には、通信講座がおすすめです。

通信講座についてはこちらにまとめていますのでよろしければ参照ください。

まとめ

今回は、乙4の勉強に必要なことを紹介してきました。

・予備知識がある人が乙4合格に必要な勉強時間は15~25時間程度
・予備知識がない人が乙4合格に必要な勉強時間は30~50時間程度
・勉強におすすめの書籍はホントによく出る乙4類危険物試験問題集

皆さんの、乙4合格の参考になれば幸いです。