【2021年5月版】flierおすすめ要約5選【人間関係・仕事の進め方】

どうも、ともです。

新年度が始まって二か月がたち、新しい職場や会社で

 
・人間関係の作り方
・仕事の進め方

で悩んでいますという方もいらっしゃるのではないかと思います。

今すぐそんな悩みを解決したいと考えている方に向けて、知識を10分で得ることができる本の要約サービスflierは非常に有益です。

そこで今月は、flier要約の中から、

 
・人間関係で悩んでいる方
・仕事の進め方に悩んでいる方

におすすめしたいと感じた本を紹介していきます。

2021年5月版のflierおすすめ要約5選はこちらです。

では、各書籍を読んだ感想をまとめていきます。

filerってサービスを詳しく知らないから気になるという方は、下記記事を参照ください。

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1.ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

この本は、会計報告書と企業戦略について、同時に学ぶことができる本です。

老後2000万円問題が話題になってから、お金に関する知識を身に着けたいと思っている方は多くいらっしゃるかと思います。

お金に関する知識の中でも、ビジネスパーソンにとって必要不可欠と言われているスキルが会計報告書を読むことができるということです。

本書は会計報告書の中でも、貸借対照表(以下、BS)と損益計算書(以下、PL)の読み方と、そこからそれぞれの企業のマーケティング戦略の読み方を同時に学ぶことができる本です。

この本をおすすめする理由は、BSやPLの読み方を教えてくれるだけではなく、

BSやPLを仕事にどのように生かしていくかをトヨタなどの実例を交えながら説明してくれるからです。

仕事上の悩みでなかなか周りの人を説得できないと感じているかたは多いかと思います。

このような場合、BSやPLといった会社の基礎となる数字のデータをもとに説得を行うことが、非常に有効な手段になります。

この本を読めば、

営業職の人・・・お客様が自社の製品を買う金銭的余力があるかどうか
技術職の人・・・競合他社が技術開発に力を入れているかどうか
マーケティング職の人・・・自社のシェアを伸ばすための戦略が正しいかどうか?

といった分析をデータに基づいて的確に行うことができます。

BSやPLを適切に読むことができるスキルは、ビジネスパーソンとしてのキャリア形成を大いに助けてくれます。

BSやPLについて少しでも知りたいなと感じた方は、ぜひ本書を一度読んでみてください。

2.教養としての「地政学」入門

新しい職場や会社での生活を始めた人にとって、人間関係に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

本書では、難しいイメージがある地政学を「引っ越しができない場合のやっかいな隣人とのかかわり方」と置き換えて説明してくれます。

そのため、世界中の国々が自国の利益を守るために、隣国とどのように関わってきたかということから、

 
私たちが自分の利益を守るために隣人とどのように関わればよいか?

について考える参考になります。

本書では、歴史上地政学的に勝利を収めてきた戦略について、

・陸上では、相手を挟み撃ちにする
・海上では、半島や海峡の要衝を確実に確保する
・適切なパートナーを選ぶ戦略をとる。

とまとめられています。

この中で日常生活において、自身の利益を守るために一番重要であると考える項目は、「要衝を確実に確保する」といった点です。

社会人として生活をしていく上で、どうしても厄介な人と関わらなければならないことはあるかと思います。

その厄介な人に、自分の仕事を進めるポイント(承認作業等)を握られている状態では、仕事を円滑に進めることが難しくなります。

本書では、地政学的にそれぞれの国がどのような戦略をとってきたか実例を交えて説明してくれるので、上記のような状態を抜け出すためのヒントになると思います。

3.転職2.0

いろいろな職場での悩みを解決する手段として、転職を考えている方も多いのではないでしょうか?

本書では、自身の理想的なキャリアを実現するために転職をする際に、どのような戦略をとればよいかについてまとめられています。

本書では、転職は「自身の市場価値を最大化させる手段」として定義されています。

私は、転職がうまくいく条件として、

 
その能力を持った人が世の中にあまりいないこと

が一番重要であると考えています。

本書では、これを実現する方法の一つとして、スキルのタグつけという方法が紹介されています。

スキルのタグつけとは、自分が持っている能力や経験を一つ一つの要素に分けることです。

例えば、私の場合は経験をタグつけすると、

 
・技術職として経験がある
・マーケティング職としての経験がある
・リクルーターとして、新卒採用の経験がある

といったタグが出てきます。

例えば、上記の経験がある場合、タグの掛けあわせで、

・技術職経験×マーケテイング職経験=自社の技術を生かす戦略立案業務
・技術職経験×新卒採用経験=技術職社員の採用担当

といった、市場価値を提供できます。

本書では、自身の価値を最大化するために、どのようなタグを獲得すればよいかについて、実例を交えながらまとめられています。

4.マーケターのように生きろ

仕事を行っていく上で、なかなかいい評価を得ることができないといった悩みを抱えている方も、いらっしゃるのではないのでしょうか?

本書では、マーケティングスキルは自分のキャリア形成のために生かすことができると。

私は、マーケテイングのスキルの根底にあるのは、

 
・相手が求めているものは何かを適切に把握する能力

であると考えています。

本書では、マーケティングの基本的な考え方である、

・市場の定義
・価値の定義
・価値の創出
・価値の説明

をどのように生かせば、仕事で成果を上げて、いい評価を得ることができるか説明してくれています。

また、本書では、マーケティング手法を自身のキャリアに生かすための手法について、愚弟的なフレームワークや分析方法を紹介しています。

そのため、マーケティング初心者が、マーケティングの概念を知るための手助けにもなる本かと思います。

5.リフレクション

仕事上で失敗をしてしまったときに、次にどのようにすれば失敗しないかを考えている人は多くいるかと思います。

本書で示されているリフレクションとは自己の内面を客観的・批判的に振り返る行為であり、「あらゆる経験から学び、未来に活かす」ことを目的とすると定義されています。

本書では、リフレクションの基本メソッドが5つ紹介されています。

その中でも、私が重要であると感じたメソッドは、「経験から学ぶリフレクション」です。

私は、努力が必ず報われるケースは、「経験から学ぶリフレクション」を適切に行った場合であると考えています。
 

私も以前は、自分なりに工夫をしたつもりだったのですが、仕事でミスを繰り返し行っていました。

そこでミスの要因は何か分析した際に、「納期の管理不足」という共通の要因にたどり着きました。

自分がミスをする際の要因に気が付いてからは納期管理を適切にしたため、以前よりミスをすることは減りました。

本書では、自分のミスを振り返りどのような行動をとれば、未来に生かすことができるかについてまとめられています。

また、本書では、自身の能力を高める方法だけでなく、いいチームの作り方や人材育成についてもまとめられいます。

若手社員から管理職の方まで、幅広い立場の方におすすめの本です。

まとめ

本記事では、2021年5月に「flier」で私が読んだ本の中からおすすめの要約を5つ紹介してきました。

お家時間で、ぜひ皆様も読んでみてはいかがでしょうか?