【役に立たない?】エネルギー管理士が役に立つ資格か解説します!【コスパは?】

どうも、ともです。

エネルギー管理士の資格を取得した後、多くの人が気になることとして、

 
・エネルギー管理士は取得はコスパがいいの?
・エネルギー管理士はどのようなことで役に立つの?

といつことがあります。

結論だけ先に述べると、、

 
エネルギー管理士の資格取得のコスパはよかった!

と考えます。

しかし、私も業務上必要でなかった場合、エネルギー管理士の資格を取得していなかったかもしれません。

そこで今回は、

・エネルギー管理士の資格がコスパがいいかどうか知りたい人
・エネルギー管理士の資格が役に立った場面について知りたい人

といった観点から情報をまとめていきます。

エネルギー管理士の資格取得のコスパについて

エネルギー管理士の資格取得のコスパについて、下記の観点から考えていきます。

・資格取得に必要な費用
・資格取得に必要な時間
・資格を取得に伴う年収への影響

国家試験による資格取得のコスパ

国家試験による資格取得に必要な費用は下記の通りです。

・試験受験費用:17,000円
・参考書代:6,000円程度
・受験会場への交通費:5,000円~10,000円程度

すべての合計はおよそ30,000円です。

エネルギー管理士の資格取得に必要な費用や概要に関しては、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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次に、国家試験による資格取得に必要な時間は下記の通りです。

熱分野
・予備知識あり・・・150~200時間
・予備知識なし・・・250~300時間


電気分野
・予備知識あり・・・200~250時間
・予備知識なし・・・350~450時間

 
私は、熱分野を受験して、勉強時間の合計は190時間程度でした!

エネルギー管理士の資格取得に必要な勉強時間に関しては、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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エネルギー管理研修による資格取得のコスパ

国家試験による資格取得に必要な費用は下記の通りです。

・研修受講費用:70,000円
・参考書代:6,000円程度
・研修会場への交通費:20,000円程度
・宿泊費:50,000円程度

すべての合計はおよそ150,000円です。

次に、国家試験による資格取得に必要な時間は下記の通りです。

熱分野・電気分野共通

・研修受講時間・・・1日8時間×7日間=56時間
・修了試験勉強時間・・・50~100時間程度(個人差あり)

すべての合計は、およそ100~150時間程度です。

国家試験による資格取得と比べて、資格取得に必要な時間は少なくなることが多いです。

ただし、研修を受講するためには、実務経験が必要になるため、自分が実務経験の要件を満たしているか注意が必要です。

エネルギー管理研修の詳細については、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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エネルギー管理士の資格取得による年収への影響

資格取得による、年収への影響の例は下記の通りです。

そのため、私や私の友人のエネルギー管理士の有資格者を例にしてまとめています。

エネルギー管理士の有資格者の年収への影響(事例)


1.資格手当・・・月額8,800円支給
2.資格取得報酬・・・資格取得時に50,000円or100,000円支給
3.昇格の要件・・・工場の管理者への昇進で25,000円昇給 
 
私がエネルギー管理士の資格を取得した際は、50,000円の支給がありました。

エネルギー管理士の資格取得による、年収への影響に関しては、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。

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私の場合は、

 
200時間の勉強時間で、資格取得費用は30,000円、資格取得による支給金は50,000円でした。

でした。

この情報だけ見ると、

 
時給換算するとあまりコスパがはよくないのはないか?

と思う方もいるかと思います。

お金の面だけでみると、あまりコスパが良いとは言い切れませんが、私の場合は次にまとめる項目のこともあり、コスパがいい資格であると考えています。

エネルギー管理士の資格が役に立つ場面と役に立たない場面

エネルギー管理士の資格が役に立つ場面と役に立たない場面はそれぞれ下記の通りです。

エネルギー管理士の資格が役に立つ場面


・自分の意見に権威性が持たせることができる
・その他の資格取得につながる
エネルギー管理士の資格が役に立たたない場面


・資格を持っているだけでは転職につながらない
・エネルギー管理士の資格を知らない人が多い

下記で、それぞれに関して詳しく解説していきます。

役に立つ場面

まず、私が役に立ったなと感じた場面に関してまとめていきます。

自分の意見に権威性が持たせることができる

特に、会社で若手と呼ばれている方々にとっては、自分の意見を主張するときに、エネルギー管理士の資格を持っていることは非常に役に立ちます。

私もそうでしたが、若手と呼ばれる方々は仕事での実績が十分ではない方が多いかと思います。

私も業務に対する意見をいったことがあるのですが、実績がないといったつまらない理由で、意見を聞いてもらえないことが多かったです。

一方で、エネルギー管理士の資格取得後は、自分の意見にある程度資格による権威付けを行うことができます。

また、エネルギー管理士の資格取得自体が、実績にもなりえます。

そのため、自分の意見がなかなか通らないと悩んでいる方は、エネルギー管理士に限らず、資格を取得したほうがよいと考えます。

その他の資格取得につながる

エネルギー管理士の資格は、熱や電気分野の広い知識を知っていることが求められます。

これを裏返すと、エネルギー管理士の資格を取得するということは熱や電気分野のその他の資格の勉強範囲の知識を身に着けることができるということです。

私は熱分野を受験したので、熱分野に関する知識を網羅的に勉強することができました。

エネルギー管理士の資格取得が個人的に役に立ったと感じたのは、

 
・第3種冷凍機械責任者
・2級ボイラー技士
・消防設備士

といった資格取得の際です。

これ以外の資格取得にも役に立つのではないかと考えます。

役に立たない場面

次に、私が役に立たなかったと感じた場面に関してまとめていきます。

資格を持っているだけでは転職につながらない

エネルギー管理士の資格は、上記の通り、役に立つ資格ではありますが、資格を持っているだけでは転職で有利になることは少ないです。

現状、エネルギー管理士を設置することが義務づけられている工場などでは、有資格者も確保していることが多いです。

そのため、資格を持っているだけで転職が必ずしも有利になるわけではありません。

一方で、有資格者と無資格者では、有資格者のニーズが高いことは間違いありません。

エネルギー管理士の資格を知らない人が多い

私も、資格取得を開始するまでは、正直エネルギー管理士の資格の存在すら知りませんでした。

そのため、業務上必要になっていなければ、おそらく資格を取得していなかったと思います。

また、一般的にエネルギー管理士の認知度は30%程度と言われているため、資格を取得していても、役に立つ場面は10回に3回程度かもしれません。

そのため、資格を取得しても有資格者として取り扱われない可能性も低いかもしれません。

一方で、エネルギー管理士の資格を知っている方にとっては、有資格者であることは、必ずいい印象を与えるため、資格の有用性が低いわけではないと考えます。

まとめ

今回は、エネルギー管理者の資格取得のコスパと役に立つかということについてまとめてきました。

・エネルギー管理士の資格は、資格取得による年収の増加の可能性がある資格である。
・エネルギー管理士の資格は、「自身の権威性を高める」、「他の資格取得につながる」といったメリットがある。

皆さんのエネルギー管理士の資格取得の参考になれば幸いです。

独学でのおすすめ勉強法を知りたいという方は、こちらにまとめていますので、よろしければ参照ください。